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日別アーカイブ: 2025年11月25日

第28回テント施工雑学講座

皆さんこんにちは!

合同会社小橋川テント、更新担当の中西です。

 

さて今回は

~テント製造業の未来🌍~

 

秋が深まり、冬の入口となる11月。
テント製造業にとっては、年内施工のラストスパートの季節です。

寒さ・乾燥・風。
この3つが、現場の難易度を一気に上げます。


🍂1. 季節による施工条件の違い

冬場は膜材が硬化しやすく、張力をかける際の伸び率が低下します。
そのため、温度補正値を加味した設計・張り方が必要。

また、強風対策として補強ベルトを追加したり、
雪が積もらないよう屋根角度を調整するなど、
季節ごとに“施工設計”を変えるのが職人の腕の見せ所です。


🧠2. DX化とスマート施工

最近では、レーザーレベルやドローン測量を活用し、
設計データと現場をリアルタイムで連動させる“スマート施工”が進んでいます📲

AIが風速や湿度を予測し、
「施工可能時間帯」を自動算出するシステムも登場。

“勘と経験”だけでなく、“データと分析”で安全と品質を支える時代へ🌐


🌿3. 環境への配慮

テントはリサイクル性が高く、脱炭素社会でも注目されています。
膜材を再生ポリエステルに変えたり、
取り外し後も再利用できる“循環型構造”の設計が進行中♻️

太陽光発電膜や蓄電テントなど、
“エネルギーを生むテント”の研究も加速しています☀️


👷‍♂️4. 若手育成と技の継承

テント業界も人手不足が課題。
その中で、若手職人が先輩と現場を共にしながら、
「張る感覚」や「線の美しさ」を身体で覚えています。

「テントは建物であり、工芸でもある」

この言葉を次世代に伝えることが、
業界全体の未来を照らします。


🌈5. まとめ

テント製造業は、空間を包み、人を守る仕事。
そして今は、環境・デザイン・技術革新の交差点に立っています。

11月の冷たい風の中でも、
職人たちは新しい空間を張り続けます。

その白い曲線の向こうには、
いつも「未来を覆う布」が広がっているのです⛺🌟

 


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