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皆さんこんにちは!
合同会社小橋川テント、更新担当の中西です。
さて今回は
~“布で空間をつくる”~
私たちの身の回りには、実は多くの“テント構造”が存在します。
イベント会場、工場の荷捌き場、スポーツ施設、カフェのオーニング——
そのどれもが、「布と鉄骨」でつくられた空間です。
テント製造業とは、まさに**「布を建築に変える」仕事**なのです🏗️
テントと聞くと「キャンプ」を連想する方が多いかもしれません。
しかし、製造業で扱うテントはそれとは異なります。
産業用・商業用のテントは、鉄骨フレームやアルミ構造体に、
ターポリン・ポリエステル帆布・PVCフィルムなどの高耐久素材を張り、
雨風・紫外線・温度変化に耐える“常設建築物”です💪
・工場の仮設ヤード
・資材保管テント倉庫
・物流センターの荷捌き場
・イベント会場の大型テント
・車両整備ピットや簡易ガレージ
こうした空間を、短期間・低コスト・高耐久で実現するのが私たちの仕事です。
テントづくりには、実は多くの工程があります。
1️⃣ 設計(構造計算・CAD図面作成)
2️⃣ 鉄骨加工(溶接・塗装・防錆処理)
3️⃣ 膜材製作(裁断・溶着・縫製)
4️⃣ 現場施工(骨組み組立・膜張り・テンション調整)
5️⃣ 最終検査(防水試験・仕上げチェック)
布1枚、ボルト1本の誤差が、全体の張りや強度に影響します。
“ミリ単位の緊張感”が、完成したときの美しい曲線を生み出すのです✨
テントの要は「膜材の張力」。
ゆるすぎても、強すぎてもダメ。
風を受け止め、雪を逃がし、日差しを遮る。
そのすべてが“適切な張り”にかかっています。
現場ではトルクレンチでテンションを管理し、
最終的には熟練職人の“手の感覚”で微調整します。
「指で叩いて音を聴けば、張り具合がわかる」
これは、何十年も現場で培われた“職人の耳”の技です🎧
テントは建物であり、同時に“表現物”。
白やグレーだけでなく、ブルー・グリーン・ワインレッドなど、
店舗や企業イメージに合わせて自由にデザインできます。
最近ではLED照明を組み込み、
夜間でも美しく映えるテント倉庫も登場🌃
「見せるテント」から「魅せるテント」へ。
デザインの可能性が広がっています。
テント製造業とは、
鉄と布で“新しい空間”を生み出すクリエイティブな仕事。
強度計算とデザイン感覚、
そして職人の経験が一体となって完成します。
11月の空気が冷たく澄む中、
新しい現場では今日も白い膜が美しく張られています⛺✨
合同会社小橋川テントでは、一緒に働いてくださる仲間を募集中です!
私たちが採用において最も大切にしているのは、「人柄」です。
ぜひ求人情報ページをご覧ください。皆さまのご応募を心よりお待ちしております!
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