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皆さんこんにちは!
合同会社小橋川テント、更新担当の中西です。
さて今回は
~チェック~
ということで、オーニング施工後のチェックがなぜ必要か、どこまで確認すべきか、クレームや事故を防ぐための具体的なポイントを深掘りして解説します。
オーニングテントは、住宅や店舗、施設の外観や快適性を左右する大切な設備です。風雨にさらされ、人目にも触れるため、施工が完了した後の「最終確認=施工後チェック」こそが、プロとしての信頼を決定づけます。
目次
オーニングは壁面から突き出す構造上、強度と取り付けの正確さが不可欠。ビスの緩みや取付角度のズレがあれば、落下事故や破損に直結します。
開閉不良、傾斜不足、布のたるみなどは、製品の持つ本来の機能を発揮できない原因となります。施工直後の点検で未然に防げます。
店舗や住宅の顔となる部分だからこそ、布のシワ・水平ズレ・アームの左右バランスといった細部のチェックが重要です。
チェック項目 | 内容 | チェック方法・注意点 |
---|---|---|
取付金具の強度 | ビス・アンカーの緩み、壁面強度 | 軽く揺らし、音や動きを確認 |
開閉動作確認 | スムーズな開閉、アームの異音有無 | 手動・電動どちらも複数回操作 |
傾斜角度の確認 | 雨水が正しく流れる勾配確保 | 水準器または目視で確認 |
布地の張り具合 | たるみ・シワの有無、美観 | 真横・斜めから目視確認 |
緊急手動切替(電動のみ) | 電源停止時の切替が可能か | 工具の使い方もお客様に説明 |
外観全体 | 建物との調和、突き出し量 | 客観的な視点で美しさもチェック |
お客様への操作説明 | 使用方法・注意事項・保証内容 | 実演+書面で説明できる体制を取る |
アームの片側緩み → 数か月後の傾き・破損につながる
開閉不良 → 「不具合工事」としてクレーム対象に
設置高・突き出しの不一致 → 道路使用許可・景観条例違反のリスク
「聞いていない」「説明がなかった」 → 信頼失墜・評価低下に直結
つまり、施工後チェックの質=お客様の満足度と紹介率につながります。
お客様と一緒にチェックを行うことで信頼性が高まる
→ 「一通り確認した上でお渡しします」の姿勢が安心感につながる
写真付きチェック報告書を提出する
→ 後日不具合時の証拠・対応履歴にもなり、信頼向上
施工後の使い方動画や簡易マニュアルを渡す
→ 高齢者・飲食店スタッフなど操作に不慣れな方にも配慮できる
オーニングテントの施工は、「見た目」と「使いやすさ」の両立が求められる仕事です。しかし、その見えない部分をしっかり確認し、記録し、説明することで、顧客から「この業者に頼んでよかった」と思われる力が身につきます。
施工が終わって「完成」と言いたくなる瞬間こそ、施工者が最後に力を入れるべき工程がチェックです。その一手間が、安全・品質・顧客満足すべての土台になります。
“設置したテント以上に、お客様との信頼を支えるチェック力”が、選ばれる施工者の証です。
合同会社小橋川テントでは、一緒に働いてくださる仲間を募集中です!
私たちが採用において最も大切にしているのは、「人柄」です。
ぜひ求人情報ページをご覧ください。皆さまのご応募を心よりお待ちしております!